2018秋:DIY教室(実践編)

場所:つくば市

お客様から自分たちで日曜大工をはじめたいので道具の使い方や簡単なモノづくりを教えてほしいとの依頼があり、DIY教室を開催しました。

前回の講習は座学を行い、木工やDIYにおける心構えや使用する道具類の説明等を中心に講義を進めましたが、2回目である今回は実際に道具を使い材料を加工してものを製作する講義でした。

頭の中でイメージしている作業もいざ実際に手を動かすとなるとなかなか自分の思ったようにはいかないものですが、それがまた良い経験でもあり様々な学びがあったのではないかと思います。

講義課題は木箱制作、石膏ボードにボードアンカーを打ち込む、包丁を研ぐの3つでした。

木箱制作は杉板をのこぎりを使い自分好みの寸法にカットしてからビスで箱をこしらえる作業です。

シンプルな作業なのですが、無垢の木には木表と木裏というものがありまして樹木の性質で木表側に反るなどの性質があるため、それらを考慮しながらの加工になるので色々と考えなければならない面もあるのです。

鋸の使い方も重要ですね!

縦挽きと横挽きというそれぞれ用途の異なる鋸の刃を使い分けながらの作業ですが、これらの性質の違う刃を考案した先人の知恵には今更ながら脱帽です。

初めて鋸を使う際はついつい力任せにひいてしまったりするものですが、コツをつかむとさほど力を入れずともすんなりと切れるようになるものです。


ボードにアンカーを打ち込む課題はこの中では一番難易度は易しかったと思いますが、普段当たり前に見ている私たちの住む空間の壁下地がどのようにして作られているのかを知るには良い機会であり、壁の中の構造がどのようになっているのかを理解すれば自分なりにDIYのアイデアが閃いてくると思います。

そして、講習の課題の中でも難易度が高い包丁の研ぎでしたが、皆さん苦心しながらも立派に研ぎ上げて非常に充実しておられた姿が印象に残っております。

課題の中では一番難易度が高く、最後まで研ぎ上げることができるか少し心配していましたが、予想に反して?しっかりと刃を立てて研ぎあげることができていたので感心しました。

この課題を切っ掛けに普段のお料理もより一層おいしくなるでしょう(^^)

今回の指導を担当して感じたことですが、やはり物を製作するにはまず手を動かすという事が大事だと感じました。
勿論、事前に完成形や作業の段取りをイメージすることも大事なのですが、手を動かすとイメージしきれないことがいくらでも多発するのが実際のモノづくりなわけで、そういう意味でもとても意義のある講習だったなあとも思いました。

限られた時間の中での講習だったので少々詰め込み過ぎかな?という気もしましたが、今回の講習を切っ掛けに生活の中にあるモノづくりに関心を示して役立てていただければ幸いに思います。