トップバー2

自然乾燥へのこだわり

木材の品質を左右する、乾燥方法

寺田建設の木造住宅では、自然乾燥させた無垢の木を使用します。
F1040051.JPG
品質の良い木造住宅は、適切な材料造りからはじまります。

適切な木材の作り方とは、まずは正しい方法で乾燥させることです。

木材の乾燥方法には、大きく分けて自然乾燥と人工乾燥の二つの方法があります。

今日の建築業界の大半では、木材の大量生産に伴い人工乾燥材が増え、自然乾燥を施す工務店は少なくなってしまいました。

しかし、やはり木の性能を最大限に引き出すのは、木材の繊維に傷を付けない『自然乾燥』という方法が一番だと、寺田建設では考えます。

木の乾燥方法の違いは、長い目で見た場合にも建物の傷み方にも影響を及ぼします。

木には本来、調湿と調温の機能が備わっています。

室内の湿度が高くなると、木は湿気を吸い込みます。

逆に室内が乾燥すると、木の中に蓄えた水分を吐き出し、部屋の湿度をコントロールします。

吸った分だけ、吐く。無垢の木は呼吸しているのです。

BBF1BAE0C3D6BEEC5しかし、せっかく持っている木のその能力も、人工的に機械で短時間に乾燥をさせると、木に負担をかけ、繊維を殺してしまいます。

その結果、本来の調湿・調温の性能は落ちてしまうのです。

又、人工乾燥材の背割りは角材の中心部まで入っています。

これは早く乾燥を促すためです。

背割り

背割り

背割りとは、本来、材木の割れては困る部分(見せたい部分)が割れないようにするため、あえて一部割れ目を入れて力を分散させるためのものです。

材が細い場合はさほど大きな問題にはなりませんが、背割りを芯まで入れてしまうことは深い割れを引き起こす原因にもなり、本来の意味を成さなくなってしまうどころか、材木の分断等、大変危険な事態を引き起こす恐れすらあります。

特に、木材が太ければ太いほど、背割りを深く入れるのは厳禁になってきます。

自然乾燥の良い点は、なんといっても木に無理をかけないということ。背割りは浅く入れ、慌てず数年かけて徐々に乾かしてゆきます。

自然な乾燥を施した木はのびのびと呼吸を続け、調湿・調温の性能を発揮します。そして、木は乾燥の過程で自分の動きたい方向に動きます。

この動きが木の「クセ」です。

それぞれの木がどのように、動き、曲がるのか。

木の「クセ」を読み取るのも、この自然乾燥を施す目的のひとつでもあり、木組みをする上で大変重要な工程になります。

曲がりたいだけ曲がらせてやり、動きたいだけ動かせてやります。

木が落ち着いてきたら、改材(かいざい)という作業に入り、削り直して整えてゆきます。

木材を自然な方法で乾燥させることは、しなやかで剛性のある高品質な木造住宅をつくります。
手間は掛かりますが、木本来の性能(調湿・調温)を最大限に引き出すのは、やはり丁寧に自然乾燥させる最良の方法です。

木の生立ちはそれぞれ異なり、また乾燥に掛かる時間も一様ではありません。

寺田建設では昔から変わることなく、立木を伐採後、葉枯らしをさせた原木を仕入れています。 その後、原木を自社の資材置場で、それぞれの木の様子を見ながら時間を掛けて自然の風でゆっくりと乾燥をさせて、 「木づくり」をします。

そうして、呼吸する無垢の木をふんだんに使って建てた家は、空気が清々しく森林浴をしているような快適な住空間をもたらします。

自社資材置場に眠る天然無垢材は、およそ80種類を超えます。 それら天然木のストックは、もちろん柱や梁等、構造材にも使われますが、それぞれ元々の形を活かし、化粧材やカウンター等に使用され、他にはない 「我が家だけ」の一点ものとして、味わいある姿で生まれ変わります。

木造住宅の品質にこだわりたいという方は、是非、自然乾燥無垢材が眠る、資材置場をご覧下さい。

>>「自然乾燥無垢材・銘木見学会」はコチラ

原木入手でのこだわり

SANYO DIGITAL CAMERA
寺田建設の家づくりは、まず、原木を入手して材料を作る事から始めます。

適切な時季に伐採され葉枯らし(はがらし)を終えた原木を、直接市場へ出向き吟味し、皮付きの丸太のまま選び仕入れてきます。

そして、それを自社で製材・天然乾燥させ、資材置場で管理しています。

これにより、中間業者を通さなくても、弊社の特徴でもある銘木レベルの、表情豊かで高品質な天然無垢材の数々を取り揃えることが可能となり、お客様にも比較的安価でお届けできるようになっています。