子供が遊べる丸太梁の家(その2)

子供が遊べる丸太梁の家

目次

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和室


今回の見どころの一つに和室の竿縁天井があります。日本の伝統的な天井仕上げでもあり、材は秋田杉です。

この天井仕上げは天井板に直交している竿縁で留めつけている仕上げです。天井板の裏側を留めつけるイナゴ釘という特殊な釘を使っています。

カウンター材には山桜の木を使用。下部には収納に使える可動棚等も設けて使い勝手の良い収納としました。
山桜材は今回の現場では玄関の式台などにも使用し、いつもとは趣の違う雰囲気が味わえる仕上がりとなっているのも見どころのひとつです。
尚、背面のキッチンとの仕切り部分には杉、笠木部分には桧を使用し、特に水が掛かる部分には水に強い桧を使用しました。

システムキッチンです。
対面キッチンにしてシステムキッチン側から居間や和室を一望出来るような開放感ある間取りとなっています。
料理をしながらカウンター越しに家族とのコミュニケーションも計れる設計となっており人気のデザインです。

カップボード類が並ぶ向こう側の空間も可動棚を用いてたくさんの荷物を収納できるような工夫がなされています。


システムキッチンのカップボード裏側には調理等に必要な道具類や食材を豊富に収納できる食品庫を設けました。
荷物が増えがちなのはどの家庭でも共通する悩みです。
可動棚により棚の高さを調整出来るような設計、床下の点検口を兼ねる床下収納庫等も設け、居住後もスッキリとした住みやすさを実現します。

階段は通常の階段幅の標準である910㎜よりも広い1,100㎜としました。階段周りは荷物なども運ぶために体の動かしやすい幅広い階段にするのがオススメですね。昔は直階段などがよく見られたものでしたが現在では安全性も考えて廻り階段にするように心掛けております。

階段の1段目に設置してある通風孔のような部分は当社オリジナル「風の道」です。これは床下からのひんやりとした冷たく新鮮な空気を取り入れ空気の上昇気流を利用し、建物全体にわずかな風の流れを作り出すものです。

日本の気候風土を考えると、建物の構造部分には特に風の流れが起こるように施工しなければ湿気がこもり建物の寿命が短くなってしまいます。空気の流れが循環していることが家の為には良いと言えます。冬場のように寒い時期には風の道はフタをしておくことで冷気をシャットアウトすることが出来るようになっておりますので
安心です。

子供部屋

2階にはお子様の為に子供部屋を用意しました。将来間仕切りが出来るように構造体の柱は部屋の中心にあえて残しておきました。

床には保温効果の高い厚み3センチの杉のフローリングを使用し、大変温かみがあります。

使い込む程に味わいが出てくる、杉の木が持つその柔らかい質感と暖かさは、新建材では得られない素晴らしさではないでしょうか。

洗面脱衣場


洗面脱衣場のような湿気のこもりやすい場所にはクロスのような壁紙材を使わずに無垢の板を内装材に使いました。床は桧を使用し、壁と天井板は同じ桧科のサワラを使いました。

サワラは桧と同様に水や湿気に強い性質を持つ木で、浴室の脱衣場などに使われることが多いです。かつては屋根材としても使われたこともありました。

又、脱衣場の床部分にも風の道を設置をして湿気対策がより効果的に行えるように設計してあります。

2階和室


この寝室として使う和室は開口部も多く取り、日当たりがとても良いです。

朝起きてベランダに出ると明るい日の光に照らされて一日が始まる・・・。そんな気持ちの良い空間に仕上がったと思います。